投資

【3月1日週】来週の米株市場の総まとめ(経済指標・決算・IPO)

今週のまとめ

今週も厳しい1週間でした。
債券利回り上昇が主な理由とされ、パウエル議長の発言も今週はありましたが、下落していた株価を再上昇させるような展開にはなりませんでした。
リア充・エネルギー・金融銘柄いわゆるオールドエコノミーへのリバランスを起こり、月曜から急激な上昇を見せましたが、週末に向けては既に落ち着いています。
以前の記事でも触れたように、こういったセクターの上昇は2月初旬に既に始まっていたため、一部有名インフルエンサー・投資家が勧めていたものの、今週買った人にとっては短期売買で臨まない限り、むしろ損失を出しかねない展開になっています。
色々な意見は「参考」にしつつも、最後は自分で判断しないと大きく失敗してしまうような1週間でしたね。
来週はどうするべきか、考えていきましょう。

ナスダックのみ+0.56%と昨日プラスに転じたものの、1週間では全てマイナスとなりました。
NYダウが$30932(‐1.78%)、S&P500が$3811(‐2.45%)、ナスダックが$13192(‐4.92%)で1週間ではナスダックが最大の下落でした。

セクター別に見ると、金曜1日と一週間で分けて見ると、結果の違いに気づきます。
1週間で見るとエネルギ―や一部金融銘柄、リア充のDISなどはプラスに見えますが、金曜ではむしろマイナスとなり、大型株や半導体銘柄への買いが目立ちます。

S&P500(金曜の結果)
S&P500(一週間の結果)

こうして見ると、オールドエコノミー銘柄へのリバランスが終了したように見えます。
今週オールドエコノミーを買った人にとっては、ファンダメンタル的に根拠があって長期保有での目的でない限り、むしろ含み損に陥っていく可能性があり、注意が必要です。
結果論としては簡単に言えてしまうのであまり意味のない分析ですが、「急上昇に乗じて買う」場合、短期と割り切り、数日で見切る意思が必須です。
私が購入したエネルギー系ETFのERXですが、22日(月)から上昇を始め、24日(水)で24.78$、25日(木)に高値25.02をつけたものの、23.80$と前日比‐3.95%でした。
オールドエコノミーだからと言って上昇し続ける保証はありません。
こういった急上昇の株価はシンプルに相場の多くの投資家が短期売買を意図して買っているため、参加するならば「売り」も早く判断することが必要です。

セクター別の結果です。
今話題にしたエネルギーの1日のパフォーマンスは‐2.78と最も悪い結果で、テクノロジーが+0.57となっています。

VIXは27.95とわずかに下がっています。

3月1日週のポイント

アメリカの新規コロナ感染者数の推移です。
今週はほぼ横ばいとなっています。

配送は先週の7800万から9400万となり、来週中に1憶を超える見通しです。
受領済の米国人は約4700万人と、全体の14.2%です。

経済指標

来週の経済指標です。

日程 指標 前回 予想
3月2日(火) ISM製造業雇用指数 52.6
3月2日(火) ISM製造業購買担当者景気指数(2月) 58.7 58.8
3月3日(水) ADP非農業部門雇用者数 174K 168K
3月4日(木) 失業保険申請件数 760K
3月5日(金) 非農業部門雇用者数(2月) 49K 165K
3月5日(金) 失業率(2月) 6.3% 6.3%
3月6日(土) US Federal Budget ‐430B

失業保険申請数は今週760Kと、先週より大幅に低下しました。
今週最も注目され続ける指標の1つである失業率は、5日(金)発表です。
予想は6.3%と前回と同様の水準で、多くの投資家には認知済の数字だと思いますが、来週も木曜・金曜はあまりよい相場にならない気がしますね。

決算

3月1週目の来週も注目の決算が多いですね。
ZM・NIO・AI・LMNDが月曜、SNOW・OKTAなどが水曜、COST・KR・GPSなどが木曜に控えています。

IPO

IPOです。

まとめ

米国でのワクチン配布状況は既に9400万と、1憶に迫ります。
毎週約1500‐2000万のペースですから、一か月で7000‐8000万、このペースでいけば全米国人口の3.3憶人に当たる数量は5月中には配送し終わる公算です。
こういった数値から、集団免疫と言われる全体の70%の摂取率までは遠いものの、この夏までにはある程度達成可能ではないかという見方が出ています。

国別の国債利回りと変動比です。
今後も米国外の状況を含め、注視していきたいですね。

第1に、先週も触れたように、バイデン大統領の大型支援策が3月中旬を目処に施行される見通しです。
ワクチン摂取率は14%とコロナが完全に終息するまではまだ時間が必要ですので、支援策のタイミングとズレる格好です。
景気刺激策は景気敏感株への追い風と期待出来ますが、しっかり株価の動きを注視する必要があります。
今回のような急激な株価の動きを見せるようであれば2‐3日での短期売買を意識したいですね。
中期的にということであれば、今の株価が落ち着いたところで事前に購入してもいいと思います。

第2に、NVDAのような半導体銘柄の上昇から見て取れるように、下落していたテック企業・グロース銘柄の買いが見え始めました。
今週の記事で触れたTWTRも、かなり野心的なアナウンスの発表もあったったため、株価は市場の下落に引きずられず、絶好調です。
長期的には今の下落も一時的なものに過ぎません。
慌てず見極めるために注視しながら徐々に買いを検討していいと思います。
来週も頑張りましょう!

①バリュー株へのリバランスは完了し、今週既に調整が始まった。
ワクチン摂取は進み、景気支援策が行使される見通し。
引き続き業績回復が見込める割安バリュー銘柄は買いも、景気支援策による急激な株価変動があった場合には、短期売買で利食いしたい。

②来週もグロース株の見通しは難しいが、NVDAなど一部優良企業への買いは始まっている。
長期的には絶好の買い場と1つのはず。
しかし慌てて大きな買いを入れるようなことはせず(TSLAなど依然不安定)、よく見極めて本当に良いグロース株を買いたい。

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