投資

【2月25日】いよいよ金融相場から業績相場へ。これからはファンダメンタル分析がポイント。

2月25日の米株市場

リア充・エネルギー・金融銘柄が一気に上昇を始めたかと思ったら一転、ほぼ全セクターでの一斉売りでかなり厳しい相場になりました。
木曜日は定期的に発表される経済指標の中でも注目度の高いものがあるため、それも影響していますね。
この記事では明日・来週以降どうするべきか、ちょっと考えてみたいと思います。

米10年国債が更に上昇、1.537まで上がりました。

インデックスの結果です。
NYダウは$31394(‐1.77%)、S&P500は$3827(‐2.49%)、ナスダックが$13131(‐3.43%)でした。

SPYのチャートで6か月で見ます。
ここ1週間はかなりの暴落の最中にいるような感覚がありましたが、俯瞰してみると、去年の9‐11月の頃からは遥かに上、1月末の水準よりもまだ上にいます。

ほぼ全面的にマイナスでした。

VXXがほぼ唯一上昇しています。

今日はEnergy・Finantialセクターも含め、全面的にマイナス、再びTechnologyがワーストのパフォーマンスで‐3.44でした。

CNBCは本日、ワクチンの配布状況・失業保険申請件数の状況について触れており、こちらも明らかに改善傾向がみられます

4500万人の米国人(13.6%)が既にワクチンを受け取り、2000万人6.2%)の米国人が完了しています。

予測838Kに対して730Kと、大幅に予想を下回る申請件数でした(前月は841K)。
先週は見えていた市場の傾向ですが、改めて明確な数字が揃い始めていますね。

①米10年国債の利回りが1.537=今後も上昇が続くと予想される。
②米国人の13.6%が既にワクチンを受け取った(総人口約3.3憶人)
③失業保険申請件数が731Kと予想をはるかに下回った。

ニュースと今後の戦略

コロナが起こって以降、約1年近い金余りの「金融相場」が続きました。
不景気で企業業績が悪化すると株価は下がるため、政府は景気と株価を刺激するためにこれまで経済支援策を打ち、中央銀行は政策金利を下げるなどの金融緩和を行ってきました。
金余りは貸し出しとなって設備投資に回り、余剰資金として株式市場に流れ込むことになり、いわゆる「不景気の株高」を生み出すことになります。
金融相場では、金利・為替などのマクロ要因がミクロ要因よりも重視され、企業業績回復期待で先行して株価が上がります
もちろん業績の回復は株価に対して遅れるため、株価指標であるPERやPBRが割高であっても買われることが多く、つい最近までグロース株が強かったのはこのためです。

「金融相場」の次のサイクルでは、金融緩和の効果で企業業績が回復し始めるタイミングです。
景気や企業業績の上昇によって買われる相場が「業績相場」です。
「業績相場」では、マクロ要因よりも個別銘柄の業績等のミクロ要因を背景に株価が上昇することが多いですね。
「金融相場」で割高だった株価指標も企業業績の回復によって割高感が薄れていくのが通常です。
買われるセクターや銘柄は、業績が景気拡大でメリットを受ける企業などが中心となります。

ここまで一般論を振り返ったところで、ここ数日に起こったことを検証します。
ワクチンの開発と配布に目途が立ち始めたことにより、景気拡大でメリットを受ける企業、いわゆるオールドエコノミーに資金が一気に流れ、多くのグロース株が下落しました。
そこまではセオリー通りなのですが、25日(木)の相場ではオールドエコノミー銘柄すらも急激な株価の上昇からの反動で下落をしています。
こういった展開になると、一体何に投資すればよいのかわからなくなりますが、今はまだコロナ後の景気回復の恩恵を受ける前の段階にあり、本格的にビジネスが稼働し、業績回復が始まり、雇用が回復し、決算に表れるのは早くても数か月後のことです。

間違いなく景気回復の恩恵を受けるのはオールドエコノミーが中心であり、投資すべき方向性は間違っていないため、私の個人的な意見としては、ここ数日の市場の動きに惑わされることなく、これからはマクロ要因から、より企業の業績分析を中心に分析をして投資対象を選んでいくのが正しいと思います。

例えば、エネルギー企業のPlugは、予想をはるかに下回る第4四半期の売上結果を受けて株価は‐13.6%となっています(時間外取引で+4.40%)。
一方、Twitter社2023年までに2020年の3.7B$から7.5B$とほぼ倍増するという見込みを正式に発表、株価は74.59$(+3.71%)まで上昇しています。
今後は業績に関するニュースにはより一層関心をもって追いかけたいですね。

既に始まっている「業績相場」で勝つために、どの企業が業績を伸ばしていくのかをよく考えて投資することが重要ですね。
2月頭から既に上昇し始めていたため、もし最近購入して、既に含み損であるような状況であれば、下調べをせずに相場の雰囲気にのり、買ってしまっている可能性もあります。
それが悪いわけではありませんし最終的には上昇するかもしれませんが、これからは業績がシビアに反映されて初めて株価が上がる相場になっていきます。
一旦処分して、しっかり調べて買いなおすのもいいかもしれませんね。
そしてGME、、はまた機会があれば話すことにしましょう。

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