投資

【2月1日週】来週の米株市場の総まとめ・予習(経済指標・決算・IPO)

今週のまとめ

今週は何といってもGME(ゲームストップ)の一連の騒動が最大のニュースでした。
その影響から市場全体が大暴落を演じる結果となり、ロビンフッドCEOのやシトロンCEOのがコメントを出すなど、騒動の沈静化に向かおうとしていますが、GMEの株価は1月28日(金)再び上昇を見せるなど、来週以降の状況はまだ見通しがつきそうにありません。

 

主要インデックスの結果です。

 

選挙後のアノマリーを警戒して2月の暴落を警戒するような見方も一部ありましたが、(きっかけがどのようなものであれ)2月を待たずに暴落する結果となり、10月以降の大きな下落になりました。
1月を通してナスダック・ラッセルがこれまでプラスで推移していましたが、今週に関しては免れず、全主要インデックスがマイナスになっています。

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2月1日週のポイント

来週のポイントの前に米10年債とVIXの数値を確認しておきましょう。


先週1.1を超えた水準まで上がっていました。
1月29日までに1.071まで再上昇しています。

 

1月27日の37.21からは下がりましたが依然として警戒が必要です。

経済指標

以下、来週発表予定の指標です。

日程 指標 前回 予想
2月1日(月) ISM製造業購買担当者指数 60.5 60
2月2日(火) ADP非農業部門雇用者数 ‐123K 45K
原油在庫量 ‐9910M 0.430M
2月4日(木) 失業保険申請件数 847K
2月5日(金) 失業率 6.7% 6.7%

気になるのは失業保険申請数で、年末年始にかけて減少傾向にあったように見えた数値が、1月14日の発表では965Kと突如予想以上の数値にまで増加しました。
ワクチンの普及が進む一方で、アメリカだけでなくヨーロッパでもロックダウンに近いような状況を含め、多くの国が依然として苦しんでいるため楽観視できず、警戒が必要です。

 

 

決算

来週も引き続き重要な決算が続きます。
1月28日(金)の市場は大きく下落して終了してからの月曜なので、継続して警戒しつつ、好決算であるならば資金が戻ってくる前の買いのチャンスになりえます。

2月1日決算
VRTXは、重篤な疾患を治療するための低分子医薬品の発見・開発を手掛ける企業です。
主力医薬品は、囊胞性線維症を対象とするKalydeco、Orkambi、Symdeko、Trikaftaがあり、世界市場で標準的な治療法とされています。
昨年10月14日、米ナスダック市場の時間外取引で12%もの急落をしています。
肺や肝臓の疾患を引き起こす可能性のある遺伝性タンパク質欠乏症向けの治療薬の開発を中止すると発表したことが嫌気されたためです(中期の臨床試験で安全性に問題が見つかったため)。
しかし2017年以降、当期純利益ベースで黒字に転じ、それ以降も利益を維持し、2021年は11.36→2022年は12.8とEPSベースでも堅実に成長されると予測されています。
目標株価は285.68ドルです。

CACCは自動車ローン専門の消費者金融会社です。
ローンは米国中の自動車ディーラーのネットワークを通じて提供されており、従来の融資を受けることができなかった消費者への自動車販売から恩恵を受けています。
収益はファイナンス料、車両サービス契約の再保険から得られる保険料、その他の手数料から構成されています。
PERは16.86、EPSは22.88、過去5年で見ても20.03%の成長率で今後も堅調に伸びると予測されています。
2020年3月期決算では赤字に転落しましたが、2015年以降そのとき1度のみで他の決算では全て利益を残し、前回の2020年9月期決算では過去最高益の好決算を出しています。
また1月29日は全面的に下落している中、CACCは+14.28ドル(+3.8%)。
目標株価に関しては現株価より低い評価となっているため要注意ではあります。

2月2日決算
大型銘柄ももちろん注目ですが、ワクチン関連で気になる企業がこちらです。

【ワクチン銘柄】2月2日(火)決算のMCK(マッケソン)はどんな会社?MCKはコロナワクチン配送のメインプレーヤー MCK(以下マッケソン)は、医薬品、医療用品や医療情報技術を提供する企業です。 マッケ...

2月3日決算
2月3日は世界的医薬品開発企業のABBV(アッヴィ)の決算があります。

【医療銘柄】ABBV(アッヴィ)はどんな企業か。2月3日(水)の決算予測。ABBV(アッヴィ)の決算はいよいよ2月3日(水)。 先週はGME一連の騒動から市場全体が下落しました。 油断は禁物ですが、...

IPO

特にありません。

まとめ

VIXは33.03と引き続き警戒が必要です。
GME・AMCなどの影響が大きく、好決算のはずのAAPLなど含め、市場全体が下落がしました。
アノマリー通り、2月と予想されていた暴落が早めに来てしまったのか。
あるいはアノマリーは当てはまらず、全く想定外のロビンフッダーによるものなのか。
どっちにしても下落したことに変わりはありません。
「Sell in May」の5月、あるいはその先の10月以降を見越して、2→4月で(もし今回の下落で売ってしまっているなら)どういった銘柄を買い、PFを構築していくかが重要になってきます。

私自身、暴落前までは+11%で好調に推移していましたが、今回の下落で+4%までパフォーマンスは落ちてしまいました。
難しい1週間になりそうですが、頑張って乗り切りましょう。

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