投資

【12月まとめ】2020年も終わり。12月の株式投資はどうすべきか。

11月の株式相場はどうだったか。

11月は(依然としてトランプ大統領が主張しているものの)大統領選が終わり、ワクチン開発のニュースも11月9日にPFE(ファイザー)、16日にMRNA(モデルナ)から2週連続月曜に発表がありました。
更に12月2日のBloombergのニュースによると、「英国はファイザー・ビオンテックのワクチンを2000万人の国民に2回ずつ接種できる量を発注している」ようで、英国は世界で最初にワクチンを承認・利用開始の判断を下した国になりました。
11月は大統領選の終了とワクチン開発の成功という2つの大きなニュースによって、不確定要素が格段に減った大きな転換期の1か月になりました。

株価指数を見ると、NYダウは11月2日の段階で26,925$であったのが結果的に30日までで29,638$まで上昇(24日には一時、30,046$まで上昇)しました。

 

S&P500は3,310$→3,669$まで上昇しました。
S&P500関連の大きなニュースとしてはTSLA(テスラ)組入れが発表され、株価は急上昇しました。
組入れは12月21日取引前に開始される予定になっています(ニュースはこちら)。

 

Nasdaqは11,084$→12,456$まで上昇しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

12月の経済指標・イベント

失業率は6.7%と前回より0.2%改善されました。
失業保険申請件数も712K件(前回787K件)と改善傾向にあり、雇用状況は着実に良くなっていると一見言えそうですが、非農業部門雇用者数の結果を見ると前月比24万5000人増と、前月の61万人増(改定)から伸びが大幅に鈍化しています。
これは明らかにパンデミック第三波の影響によるものであり、市場予想を大幅に下回る結果になりました。
11・12月は通常季節雇用が増える時期にある中での厳しい結果となり、政府による経済追加刺激策が期待されます。
一方で、運輸・倉庫業は14万5000人増加し、雇用者数全体の伸びの5分の3近くを占め、また専門職・企業サービス・金融・ヘルスケアでも雇用が増加、建設業と製造業はそれぞれ2万7000人増えています
コロナ新感染者の増加は止まりそうになく、12月も引き続き雇用に関しては厳しい状況が続くと予想されます。

日程 経済指標 前回 予測
12月3日 FRBパウエル議長証言
12月4日 失業率 6.9% 6.7%(発表済)
12月4日 非農業部門雇用者数 610K 245K
12月10日 JOLT求職(10月) 6436M
12月17日 FOMC記者会見
政策金利発表 0.25%
12月22日 国内総生産 33.1% ‐31.7%
12月24日 新築住宅販売戸数 999K 970K
12月30日 消費者信頼感指数 96.1

米国新築住宅販売件数は、米国内で販売された新築住宅件数を米商務省統計局が集計して毎月発表している経済指標です。
景気動向に対して最も先行性が高い指標の一つなので、中古住宅販売同様、景気判断のために注目し続けている指標ですし、住宅需要は建設資材や家具、家電製品などへの需要の波及効果が大きく、景気全体への影響も非常に大きいので関連銘柄にも注目です。

 

 

決算・IPOスケジュール

12月は重要な決算が続きます。
CRMWORK(スラック)277憶ドルで買収すると発表しました。
決算内容も良かったにも関わらず、投資家からの今回の買収への評価はいまいちで、CRMの株価は下落・WORKの株価は上昇という動きになっています。
しかしCEOのマーク・ベニオフは今回の買収にはかなりの自信を示しており、今後の更なる成長を確信しているようです。
277憶ドルはCRMの時価総額の13%にも及ぶ一方で、現状スラック自体の売上はCRMの5%に満たないのですが、今後の動向に注目していきましょう。

日程 ティッカー EPS予想 売上予想
12月1日 CRM 1.74(発表済) 5.42B(発表済)
12月3日 KR 0.6631 29.9B
12月4日 DOCU 0.1297 361.17M
12月9日 ADBE 2.66 3.36B
12月16日 ORCL 0.9971 9.76B
12月17日 ACN 2.06 11.37B
12月18日 NKE 0.6144 10.55B
CCL ‐1.88 168.68M
12月22日 KMX 1.14 5.08B

DOCUはコロナが追い風となって事業を伸ばしてきた企業の1つです。
Docusignというサービスがテレワークによる必要性から需要を急激に伸ばし、上半期で新規顧客16万社(前年上半期は11万社)を既に獲得しています。
しかし前回の決算では営業利益‐58Mドル未だ利益が出せていないこと、そしてワクチン承認により今後も同様に事業が伸び続けるかは疑問が残りますね。
(つい先日決算が発表されましたが、決算が良かったあのZMでさえ株価は低迷しました。私個人としてはDOCUはしばらく様子見と考えています)
またADBEの決算も9日に予定されています、興味のある方は下記記事を参照してください。

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12月はどうするべきか

米国では4日に報告された新規感染者数は過去最多の約23万人、3日連続で20万人台となっており、過去7日間の平均では9月時点のほぼ5倍にあたります
また疾病対策センター(CDC)は、新型コロナによる死者が今後4週間でさらに増加し得るという予想を公表しました。
4日時点で累計約28万人だった死者数が「30万3000~32万9000人に上る可能性が高い」と警告しており、ピークはこれからという見方が強くなっています
都市によってはロックダウンの可能性もあり、年末に向けて引き続き経済的には難しい状況続きそうですが、ワクチンのニュースも毎週のように発表されています。
中長期的には改善されていくだろうという見方が今から覆されることは考えにくいため、コロナ銘柄を今から再投資していくのは避けた方がいいでしょう。

12月も依然として読みにくい相場である印象が強いため、やはりETFを中心としたPFを組んで臨むのが最適だと思います。
11月に私が買い増したSPYは堅調に伸びていますし、注目しているクリーンエネルギー・医療系はETFで今は投資しています。
またわずかですが、日本の日経平均の投信やAI関連の投信、またひふみ投信なども全てこれまで順調にプラスになっています。
個別銘柄で言えば、U・GRWGが順調に含み益を伸ばしており、BAのような航空銘柄、CCLのレジャー系銘柄も黒字化がかなり先になる見通しにも関わらず、経済回復を期待してか株価は伸びています。
一方でNIOのようなEV関連銘柄は先週末暴落しており、私のPFの中では最大の含み損になっています(残念ながらTSLAは手放してしまい、ノーポジションです)。
コロナ相場のような展開は期待できず、銘柄によっては非常にボラティリティが高いため、まずは全体の多くの割合をETFで構成し、確実にプラスであり続けるためのPFを組んだうえでリスクの高い個別銘柄と向き合わないと、取れるはずだった含み益すら消滅してしまいます。
株価が1割下がった段階で損切をするなど、自分なりのルールを守り、確実なリスク管理も忘れないでいきたいですね。

VIX・金利は

VIXは12月4日(金)、20.79まで下がりこれまで一度も20を割ったことがない中、いよいよその水準まで低下してきました。

もう一つ注目すべき米国10年債の利回りですが0.973と11月11日の0.977以降、二番目に高い利回りになっており、ワクチンがいよいよ普及されることへの高まりと同時に経済回復への期待から、来週以降引き続き注目していきたい指標です。

 

仮想通貨は

もう一つ注目していきたいのが仮想通貨です。
PFの5%以内と決めているので残念ながらビットコインは買えないのですが私はリップルを買いました。
バンクオブアメリカが正式にリップルとパートナーシップを組んでいくというニュースが発表され、一時70%以上上昇しました。
長く0.3ドル以下だったものが0.69ドルまで上昇し、チャートは安定感に欠けるものの、今後の展開が楽しみです。

 

 

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