投資

【脱コロナ相場】ワクチンニュース後、ポートフォリオはどうすればよいのか。

11月9日週のここまでの相場

11月9日にファイザーからワクチンの有効性が発表されて以来、本日13日(金)で4日が経過しました。
9日に急騰したオールド・エコノミーに属する銘柄もひと段落し、テック系・巣ごもり銘柄も一部買われ始めた印象です。

 

S&P500を見ると、9日に3509→3550ドルをつけて以来12日までこの値を前後しています。
構成銘柄を見ると、12日ではわずか60銘柄のみ株価上昇という結果でした。

一方、ナスダック100・NYダウ・ラッセル2000はこちらです。

 

ナスダック100・NYダウ・ラッセル2000を見ると上記のような結果で、ナスダック100のみ9日はむしろ下げる結果になっていました(12091→11830ドル)。

銘柄別の傾向。

11月9日多くのコロナ銘柄が下落し、多くの投資家がショックを受けたと思いますし、私も大きなダメージを被った一人です。
下記は私が9日まで所有していた銘柄の一部ですが、あまりの下落ぶりに手放してしまいました。
例えばNIOは実際それほど下落を見せておらず、9日のある時間帯に大きな下落を見せた瞬間、私は売却に踏み切ってしまったのですが現在48ドルとむしろ株価はこれまでで最も高い水準に到達しています。
以前記事にもしていましたし、むしろワクチンは好材料なので、論理的・冷静に考えて自信をもってホールドすべきでした。

【中国銘柄】中国EV市場のトップ3企業NIO・LiAuto・Xpengの株価と今後のビジネスNIO・LiAuto・Xpengはどんな企業か 2019年後半から停滞が続いていた中国のEV市場ですが、また勢いをつけ始めた企業があり...
他中国EV車銘柄のXPEV・LIも好調で、再度NIO・XPEV購入を検討中です。
他3銘柄もワクチン前の株価水準には届いていませんが、既に回復を見せています。
中でもZMは私にとっても最も利益を出してきた銘柄でしたし、昨日も厳しい相場の中ZMだけは株価を上げてきました。
二日前に10株買い戻し、まだ油断できない局面ですが、以前のように一点張りはせず、あくまでPFの一部として引き続き保有していく予定です。

銘柄 株価(9日) 株価(12日) 前日比
ZM 413ドル 428ドル 3.39%
NIO 44ドル 48ドル 12.12%
ROKU 221ドル 230ドル ‐0.23%
PTON 100ドル 108ドル 2.36%

一方9日に暴騰した航空銘柄は既にワクチン前の株価水準に戻しており、かろうじてBAだけが期待できるかもしれません。
レジャー系の銘柄(MAR・CCL・RCL・PIIなど)もほとんどのものが既に株価を戻しています。

 こういった傾向をふまえて、今後の不安要素を見ていきたいと思います。

今後注視すべきこと

この一週間の動きを見て、今後注視すべきことは、米国債利回り・コロナ感染者数・今後のワクチンの動向・経済指標の動向・経済支援策の動向だと思います。

米国債利回り

もちろんまだ油断できないのですが、私は引き続き政府による国債買い支えが続き、1%以下の水準を保つという考えです。
グロース株がこれまで好調に伸ばしてきた背景に国債利回りの低さがあったため、今後グロース株を買い、保有し続けるとすれば国債利回りの確認は欠かせません。
13日は0,895と引き続き高い水準にあるため、注意が必要です。

 

コロナ感染者数

1日当たりの感染者は9日連続で10万人を上回っており、死者も1000人を超える日が続いています。
そして12日には163405人を記録しました。
感染者はアメリカの各地で増えていて、このうち感染者が100万人を超えた南部テキサス州では、医師や看護師が不足により医療チームが派遣、病院の施設不足の懸念から仮設のテントの設置が進められている状況です。
また、東部ニューヨーク州は感染拡大の原因になっているとして、13日から酒類を提供するレストランやバーに加え、スポーツジムの営業を午後10時までとし、規制を再び強化しています。
この対策はロックダウン前のフランスの政策と同じで、もし減少傾向に転じなければロックダウンの可能性も出てくると考えられます。
そして今月から感謝祭・クリスマスなどで移動する人が増えることが容易に予想されますので、対策を打たなければさらに感染リスクが広がります。

今後のワクチンと経済支援策の動向

13日(金)、CNBCのニュースによると、アメリカのコロナ感染者は6か月で0に近づく可能性がある、一方で経済支援策については投資家が期待しているような強力なものにはならない可能性があると指摘しています。
以前までは2021年末まで待たなければならないというのが大枠の見方ですので、9日(月)のワクチン開発に続き、とても良いニュースです。
しかし、開発されたワクチンに関しては引き続き政府への試験結果の報告や生産数の増加と全世界に配布するための数量と方法について決めていかなければなりません。
毎日のようにニュースが出ているので、前回のような大きなニュースと相場の変化に対応するためにも、あるべきPF(ポートフォリオ)を今から構築し、日々ニュースを注視しておくことが重要です。

経済指標

経済指標 予測 結果
ADP非農業部門雇用者数 650K 365K
失業保険申請件数 735K 709K
失業率 7,7% 6,9%
国内総生産(前期比) ‐32,5% 25日発表

上記で見たように、アメリカでのコロナ感染者数は増加傾向にあり、病院施設の不足懸念が高まっています。
クリスマスに向け、本来消費が高まり、人々の移動が多くなる中、更に強力な規制や最悪のケースであるロックダウンとなった場合、時間差をもって雇用・消費系の経済指標に反映され、それは政府の支援策とつながっていきます。
経済指標によって株価に影響するもの、あまり影響しないものとありますが、特に重要とされるものだけは引き続き確認した方がよいでしょう。

ADP雇用統計とは、
アメリカの給与計算代行サービス大手のオートマティック・データ・プロセッシング(ADP)社のデータを利用して、全米の非農業部門雇用者数の予測をするために開発された統計。
2006年5月から公表が始まり、米国雇用統計が発表される2営業日前に発表される。
ADP雇用統計の結果と米国雇用統計の結果は常に同じような結果が出ているとは言い切れないため、ADP雇用統計には注意が必要

今後に有効なポートフォリオとは

では今後のポートフォリオはどうあるべきか。
ここからは私の一意見ですので参考までに宜しくお願いします。

引き続きコロナ銘柄

これまで株価を伸ばしてきたVOD・EC・フィットネス・テレワークなどの銘柄で、引き続き業績が伸びると予測される銘柄は再度購入する予定です。
例えばビデオMTですが、自分の実生活を考えても既に新しい仕事のやり方と定着しており、コロナと関わりなく需要は維持されると思いますし、ECは私が勤務する企業もそうですが、どの小売業もEC売上の割合を年々増加させる施策をとっており、コロナと無関係に伸びていくはずです。
私はネットフリックスのヘビーユーザーですが、コンテンツの充実度・作品数の増加はどんどん良くなってますし、元々映画好きであった私でも映画館に行く理由を見つけることがどんどん難しくなっています。

ただし、前述したように国債利回りは注視し、あまりに割高である銘柄は注意が必要ですので、以前よりは少ない割合で購入をします。
具体的にはやはりAMZN・NTFX・ROKU・ZM・JDなどでしょうか(ZM・JDは二日前に買いました)

コロナ後の経済

あまりにコロナ銘柄に自分の予算を振りすぎていたため、他の投資家の人たちが利益を勝ち取った中、私は茫然と見ているだけでした。
その反省を生かし、早ければ6か月、遅くとも2021年内に訪れるコロナ後の世界経済に向けて仕込むべき銘柄を買っておきたいと思います。

 

このグラフは今週と昨日12日のセクター毎のパフォーマンスを示したものですが、ワクチンのニュース後にパフォーマンスを伸ばし、且つ一段落した昨日も比較的下落が小さいセクターに注目したいと考えています。

具体的にはフィナンシャル・インダストリアル・コンシューマーディフェンシブです(マテリアルもCKしていますがグラフを見る限りパフォーマンスに不安があります)。
ただし、仮に今週パフォーマンスを落としたセクターでも銘柄別で見ると、高いポテンシャルのものは必ずありますので、改めて時間をとって分析が必要です。
(例えば下図のように、コンシューマーシクリカルはこの半期で見ると最もパフォーマンスの高いセクターでした)

そのセクター内で、更に中短期で安定的なパフォーマンスを維持している銘柄が今後のポートフォリオ銘柄候補になります。
下記参考までにいくつか銘柄をピックアップしました。

インダストリアル=PLUG・BA・GE・CBATなど

ファイナンシャル=SCHW・V・JPM・MGI・BRPなど

PLUGについて興味のある方はこちらを参考にしてください。

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しかし、今はまだ以前のようなコロナ銘柄が最強であったような相場ではありません。
コロナ銘柄10%・コロナ後銘柄20%・ETF40%・現金30%のバランスを意識して、入るタイミングを銘柄別に見ながら徐々にこのバランスにしていきたいと考えています。
劇的にコロナ状況が改善するかもしれない「6か月」という期間を念頭に置き、今後の動向を見てどちらの銘柄の比率を上げていくか決めていきたいと思います。
11月の投資プランについて興味のある方はこちら是非参照お願いします。

【11月まとめ】大統領選後、11月の株式投資はどうすべきか。10月26日週の米株相場は大暴落。 10月26日週は大変な1週間で、私もそうですが多くの投資家が含み益を減らしてしまったと思います。 ...

 

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