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【注目銘柄】今から1株仕込むエンフェーズエナジー(ENPH)。今後の株価とビジネス分析。

エンフェーズエナジー(ENPH)とは

カリフォルニア州フリーモントに本社を置くNASDAQ上場企業です。
エネルギー管理ソリューションのプロバイダです。
エンフェーズエナジーは設計・開発・製造及び太陽光発電業界向けマイクロインバータシステムの販売全てを行っています。

マイクロインバータについて

世界のマイクロインバータの市場規模は2020年25億ドルと評価され、2025年までに65億ドルに達すると予測されています。
2020年から2025年にかけて20.8%のCAGRで成長すると予想されています。
マイクロインバータ市場の主要企業としては、Enphase Energy(米国)のほかにAltenergy Power System(米国)・Darfon Electronics(台湾)・ReneSola(中国)・AEconversion(ドイツ)・Chilicon Power(米国)などがあります。
インド、メキシコ、英国、ブラジルなどの国々は現在、住宅用太陽光発電市場の大幅な成長が期待されていて、今後マイクロインバーターの巨大な需要を生み出すと予想されています。

CAGR(Compound Average Growth Rate)
CAGR(年平均成長率)とは、複数年にわたる成長率から1年あたりの幾何平均を求めたもの。

そもそもマイクロインバータとは

マイクロインバータは出力の最適化からDC-AC変換までを各パネルで実行するための機器で、既存の集中型パワーコンディショナーに取って代わるシステムです。
パワーコンディショナーは各パネルのインバーターの役目を担う集中制御のシステムであるのに対し、マイクロインバーターは各パネルにインバーターを内蔵させた分散制御に当たります。
分散型・独立型のマイクロインバータを採用することで、仮に故障が発生しても一部に止まり、大きなエネルギー損失にはつながりません。
また、独立型であるため、マイクロインバータの増設も簡単で、コンセントプラグを家庭用コンセントにつなぐだけで使用可能になる製品も多くあります。

インバータとは、
電気の電圧や周波数を自在に作り出す事ができる装置。
電気には交流と直流という2種類の電気がある。
(自宅などのコンセントの電気は交流で、乾電池の電気は直流に分類される)
電圧や周波数を変更するためには、交流の電気を一旦直流に変換し、再度交流に戻す必要があり、この交流から直流に変換し、再度交流に戻す装置のことをインバータ装置と言う。
交流から直流にする回路を「コンバータ回路」、直流から再度交流に変換する回路を「インバータ回路」という。

エンフェーズエナジーは2012年の時点で、米国の住宅設備で53.5%の市場シェアを獲得、これは全世界のマイクロインバーター市場の72%に相当し、世界で6番目に大きなインバーターメーカーになります。

損益計算書は

それでは損益計算書を見ていきましょう。

 

2020年6月30日期は売上が122,5Mドル、売上総利益は48,3Mドル(利益率39%)で、コロナの影響により前四半期から売上は約80Mドル減少しましたが、利益率は39%を維持しています。
販管費が24,3Mドル、研究開発費が13,1Mドルで営業利益は10,8Mドルとプラスになっていますが、売上が下がり、同水準の販管費・研究開発費となっているため過去の営業利益率21%から8,6%に低下しています。

 

上のチャートを見ると、徐々に粗利率を改善してきていることがわかります。
2012年頃には20%以下だった粗利率が、今の2020年のでは39%になっていて、製品開発・コスト削減の努力の賜物と言えますね。

今後のビジネスと株価の動向は

10月15日、株価は110,84ドルです。
時価総額は130,9憶ドル(1兆3610億円)です。

ソーラークリーンエネルギーは間違いなく将来性の高い市場で、エンフェーズエナジーはその中でも最も有望な企業です。
今後各国からの後押しされ、社会にもっと浸透していくことが予想されます。
もちろん競合企業がないわけではありません。
ソーラーエッジテクノロジー(SEDG)も10月に急激に株価を伸ばしています。
(次回の記事ではSEDGについて詳しく書きたいと思ってます)

 

ソーラーエッジテクノロジーと違い、エンフェーズエナジーはマイクロインバータを開発・提供し、何年にもわたって大幅な収益成長の中でコストをうまく管理してきました。
上で説明した通り、粗利益率は2016年の18%から2020年には39%に増加しました。
これと比較してソーラーエッジテクノロジーの粗利益率は過去数年間で33%近くにとどまっています。
また製品保証は最長25年であるなど、そのサービスや製品のクオリティを強みとしています。

 

決算は11月10日で、売上予測は168,7Mドル(前年比93%)、EPS予測は0,23となっています。
売上予測ではコロナの影響により前年を下回るとされていますが、今後5年間で+40憶ドルで65憶ドルの市場まで成長すると予想されています。
かなり上昇してしまった株価ではありますが、まだまだ投資を検討する価値ある企業だと思います。
私は107,25ドルで数株購入、動向を見ながら数回に分けて購入していく予定です。

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