投資

【上場銘柄】今から仕込むカフート(Kahoot!)はどんな企業・ビジネスモデルで、今後の株価は?

カフート(Kahoot!)とは

カフートは2012年にモルテン・ヴァースヴィック(Morten Versvik)ヨハン・ブランド(Johan Brand)ジェイミー・ブルッカー(Jamie Brooker)の三人によって創業されました。
始まりはノルウェー科学技術大学(NTNU)との共同プロジェクトで、同大学教授のアルフ・インゲ・ワング(Alf Inge Wang)、それから起業家のオースムン・フルセト(Åsmund Furuseth)も加わっています。
土台となったのはヴァースヴィックがNTNUの修士課程で行った研究で、当時の彼はワング教授の生徒でした。

2020年10月13日、このノルウェーの教材会社「カフート(Kahoot!)」にソフトバンクグループが19.8億クローネ(≒2.16億ドル)を出資、株式9.7%を取得したことで話題になりました。
2019年までにカフートは累計1.1億ドルを調達していましたが、今回ソフトバンクグループのおかげで2.16億ドルもの大規模出資が実現したことになります。
このところ投資で失敗続きのような印象のソフトバンクグループですが、カフートは果たしてどうでしょうか。

 

2013年に創業以来、2020年現在までに従業員数50→75→120→125人と増加、有料課金数4万→10万→36万Poio・DragonBoxの買収とかなり順調に成長しているのがわかります。

どんなビジネスモデルか

カフートはゲームを用いた学習・エンターテインメント用プラットフォームを展開していて、コロナウイルスが拡大する前から急速に成長しています(上で紹介したように2018年から2020年にかけて急激に成長)。
ユーザー側が気軽にコンテンツ作れるようになっていて、実際どんなトピックでもやろうと思えば意外に数分で作れてしまいます。
主に『Kahoot! for schools』『Kahoot! for business』に分かれ、ビジネス研修やスポーツ、イベントなど色々なシチュエーションに合わせて使用されています。

 

2018年Q4から2020年Q3までの成長率を示したグラフですが、アクティブアカウント・有料課金数・インボイスレベニュー全て順調な成長を示しています。
アクティブアカウント増加に関しては一切マーケティングコストを使用していない中での増加であり、また有料課金に関しては課金率自体も改善しています。
こういった傾向はカフートのゲームコンテンツ・サービス自体が支持されている証拠ですし、高い利益率の理由になっています。

 

有料課金数は右肩上がりに伸びていて、2020年2Qには27万人に達していました。
内訳はスクール利用が12.5万人と大きく、ワークが10万人と続く。ホーム&スタディは4.5万人と、それぞれ急増しています。
そして2020年3Q末には合計36万人に到達しており、2Qかの3ヶ月で9万人増+33%、前年比では+60%もの増加率です。
内訳を見ると、スクールが18万人、ワークが10,5万人、ホーム&スタディ7万5000人とワークのみ微増ですがそれ以外は順調に伸びています。

損益計算書を見る

損益計算書を見てみましょう。

 

2020年6月30日期の売上が9,6Mドル、粗利益が8,8Mドル(粗利率91%)と高い利益率をもっています。
販管費4,4Mドル、研究開発費0ですが特別損失1,1Mドル、その他営業費用が5,7Mドルとコストの中で最も大きい金額が計上されています。
今回はそのコストの中身がわかりませんでしたが、結果的に営業利益は‐2,6Mドルとなってしまっています。

今後のビジネスの動向と上場について

現在株価は60ドルです。
時価総額は25憶ドルまでになっています。

 

6月に株価が一気に暴落しましたが、その後順調に戻してきています。

3年後のカフートのビジョンです。
2022年までに+100Mドルを継続的に伸ばしていく、+3Mのアクティブアカウントを毎年増やしていく、25万の新規有料課金を増やしていく等々、これまでの成長率を維持し、着実に2022年の目標を達成する計画です。
ソフトバンクグループも成長率の高さを信じて株式取得を決めたと思います。
私も実際に使ってみたんですが、コロナによる巣ごもり需要の影響ではなく、その確かなサービス・コンテンツが基盤にあるため、中長期的な成長を見込めると考えています。
正式な上場は2021年になりそうです、今から注目しておいて損はないと思います。

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