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【好調銘柄】ピンタレスト(Pinterest)はどんな企業?決算後の株価と今後のビジネスを分析。

ピンタレスト(Pinterest)とは

ピンタレスト(Pinterest)はカリフォルニア州サンフランシスコに本拠地にし、写真共有サービスを運営する企業です。
ピンボード(掲示板)風の管理画面が特徴で、若いユーザーを中心に爆発的にユーザーが増えています。
もともとベン・シルバーマン、ポール・シャッラ、エバン・シャープらによってアイオワ州ウェストデモインで「Cold Brew Labs Inc.」として創設され、2012年4月に「PinterestInc.」へと変更されています。

ビジネスモデル

ピンタレストは他のSNSと同様広告による収益が主なため、アクティブユーザーの増加が一つの重要な指標です。
写真共有サービスの特徴は「ピン」と「リピン」機能を使い、同カテゴリーの写真をピンボード(掲示板)貼り付けていき、同時にURLも接続されるため、またサイトへのアクセスも簡単です。
またピンタレストのユーザーは、後で実際に行動するために写真を収集して「ピン」する傾向が強く、結果的に一つの主な行動である購買につながることが非常に高いのが特徴です。
既にショッピファイとアプリサービスを提供するなど、より快適なショッピング体験を実現しようとしているピンタレストですが、コロナによりこれまで以上に企業がピンタレストでの露出をするようになり、大きな追い風になっています。

またアイフォンのホーム画面をカスタマイズするサービスが若者を中心に爆発的に広まったことでユーザー層が拡大したことも一つの要因になっています。

決算書はどうだったか

今回の決算の前に過去の損益計算書を見てみましょう。

2019年12月31日期を境に、売上は下降気味のようです。
399Mドルから前回の2020年6月30日期は272Mドルという結果で、粗利益は164Mドル(粗利益率60%)です。
減少傾向にあるものの、売上粗利額と比較すると膨大な金額の販管費・研究開発費が費やされており、2019年12月期では‐43Mドルであった営業利益は‐104Mドルまで悪化しています。

さて今回の2020年9月期決算ですが、売上が58%急加速しました。
売上高は443Mドルに拡大、そのうち米国が374Mドル、海外が69M万ドルという内訳で、どちらも前年比で大きく拡大しました。

 

月間アクティブユーザー数は前年比37%もの拡大、合わせて4億4,200万人に拡大しました。
米国のMAUは9,800万人で前年比13%の拡大。米国外では3.4億人が利用し、同じく46%増とかなりの急成長をしています。
特に25歳未満の若者による利用が拡大しており、全体のうち約400万人は若者ユーザーがiPhoneをiOS14にアップグレードし、ホーム画面をカスタマイズできる機能で楽しんだことが理由となっているようです。

 

ピンタレストのブログでも大々的にアピールされています。

 

アクティブユーザーが伸びたことで売上も前回の272Mドルから一気に443Mドルまで増加しましたが、既に見たように今回もコスト増が重くのしかかっているのは事実です。
トータルコストとして計上された金額が539Mドルにも及び、最終的には‐94Mドルという結果になっています。

 

今後の株価とビジネスの動向

本日の株価は62ドル+26%です。
時価総額は390億ドル(約4兆円)に達しました。

 

第4四半期の予測ですが引き続き好調であるとの見方になっています。
前年比で+60%の成長を予測していますが、10月28日段階でフランスはロックダウン状態に入るなど、コロナによる影響で経済状況が見通しづらくなっています。
ピンタレストは引き続き注意してビジネス状況を分析し、長期的成長戦略に基づき、投資も積極的に進めていくとしています。

今週は大統領選挙を目前に米国の相場は大幅に下げている状況の中、好調決算のおかけで例外的に株価を伸ばしたピンタレスト。
乗り遅れてしまった人は慌てて買う必要はないかもしれませんが、選挙後、是非検討したい銘柄の一つですね。

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