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【注目銘柄】Domino’s Pizza(ドミノ・ピザ)の決算は10月8日。株価はどうなる?

Domino’s Pizza(ドミノ・ピザ)とは

1960年、アメリカのミシガン州の学生街にあった「ドミニックス・ピッツァ」という小さなピザストアを創業者のトーマス・モナハンが500ドルで買収しました。
これが、ドミノ・ピザの始まりです。
しかし彼はピザの作り方を知っていたわけではなく、レストラン経営の経験があったわけではありません。結果、一年足らずで店の経営を兄弟のジェームスに任せます。
その後、店から離れた車を持たない学生が多く住むイースタン・ミシガン大学の学生に宅配するアイデアを思いつき、「ドミノ・ピザ」の店名で再度参入、これがきっかけで成功を収めました。
英語ですがドミノ・ピザの成功までの歴史がわかりやすく解説されているので参考までに。

前回の決算は

6月14日期の決算を振り返ります。
売上は92,000万ドル、営業利益は1憶6,300万ドル(前年比8,6%)で増収増益でした。

粗利益は38%を維持し販管費は1憶9351万ドルと、コロナの影響も受けながらも安定的に毎四半期利益を残しています。

ビジネス・モデルは

ドミノ・ピザは現在最も大きなピザ・チェーンレストランですが、その強さの中身について見ていきたいと思います。

QSR=クイック・サービス・レストランが正式名称で、日本ではファーストフード業界のこと。

売上の62%はサプライチェーンから

ドミノ・ピザの売上は「米国直営店」・「米国FC店」・「サプライチェーン」・「海外FC店」の4つに分類できます。
その中でも売上の大半を占めるのは「サプライチェーン」で62%もの売上を占めています。

ピザ生地・ソース・チーズなどを調理し、品質の高い食材を販売し、FC店舗運営を支援しています。
現在19もの生産工場を所有し、2020年に更に2つの工場を建設しています。
FC店からは売上の5,5%相当のロイヤリティが利益となります。

ドミナント戦略で市場を独占

ドミノ・ピザの売上拡大は「デリバリー」と「テイクアウト」によって進められてきましたが、「Uber」を初めとするフードデリバリーの登場により競争は激化しました。
結果、デリバリー注文数は減少傾向になり、注力したのが「テイクアウト」です。
そして「FORTRESSING」(要塞化)と呼ばれるドミナント戦略をとることによって、「物流コストの削減」・「競合レストランの閉め出し」を推進し、次で紹介するデジタル戦略によって「テイクアウト」を更に増加させることに成功しています。

リワード会員は2,500万人超え

2019年で既にロイヤルティプログラムのアクティブ会員が2,500万人、累計で4,000万人に到達しています。
アメリカではデジタルによる販売比率は70%にものぼります。
リワード会員対象のサービスはとてもユニークです。

「the Piece of the Pie Rewards loyalty program」というサービスで、ドミノ・ピザのピザに限らずどんなピザの写真でも可能で、1枚の写真をアップロードする毎に10ポイント、60ポイントでピザ1枚と交換することができます。
また「Pie Pass Technology」というサービスを利用すれば、「並ばずにスムーズに受け取る」ことができます。

今後の株価はどうなるか

9月21日(月)、しばらく低迷していた株価は405ドル(+7,16)まで上げています。

3月の決算前はコロナの影響を警戒して大きく下げましたがその後、徐々に力強く株価を戻し、一時419ドルまで上昇しました。
次回の決算は10月8日ですが、売上9憶4,248万ドル(前年比114%)と予測されています。

 

今や最大のピザ・チェーンレストランの企業になったドミノ・ピザ。
アナリストの意見を見ると株価450ドルという評価が多く、PERは31倍、更に上がっていくと予想されています。
非常に競争が激しい中、毎四半期利益を残し、売上は爆増とまではいきませんが次回の決算では前年比114%と予測されています。
仮に今後コロナによるロックダウンが起こったとしても、売上を維持できることはこの夏に証明されています。
私は391ドルで株を買っており、本日ようやく利益が出始めました。
決算に向け、株価を注視しながら買い増しを検討していこうと思っています。

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