投資

【注目米株】11月9日決算のYALAを緊急分析。株価は更に上昇か。

大統領選が終わり、バイデン大統領誕生。

今週は大統領選挙を前後に株価は大きな下落・上昇を演じ、その中でも好調決算を発表した銘柄が急騰するなど、市場が安定感を取り戻したような様相の中、改めて決算の重要性を再認識したような1週間だったと思います。

YALAの決算は11月9日(月)。

IPO以来、あまり注目されずに株価も軟調だったYALAですが、明日の決算前に少しだけ振返っておきたいと思います。

というのも出来高が1M以下だった中で、決算を前に2Mを超えて株価も10,29ドル(15,1%)まで上昇していて、私も最初の記事を書いてから、目立った競合もなく市場もポテンシャルが高いと感じ、長期的には成長するだろうと感じ、少しずつ買い増していました。

YALAの前期の数字を振り返る。

他のSNS企業同様、YALAの売上利益はアクティブユーザー数(MAU)と課金ユーザー数(paying users)の増加に大きく依存します。
前期では全体の月間アクティブユーザー数(MAU)は1,246万人、驚異の前年比4.9倍にものぼり、そのうち、もともとの主要アプリである「Yalla」は483.5万人で前年比2倍、「Yalla Ludo」はそれ以上に爆発的に伸びて、MAUは前年比59倍762.5万人に達していました。
課金ユーザー数(paying users)も激増でした。
前期は「Yalla」は108万人(前年比37%増)にとどまりましたが、「Yalla Ludo」が428万人(前年比4,280倍)という驚きの数字です。

ユーザー数が順調に増える一方で、YALAの課題は課金ユーザーあたりの単価(ARPPU)の減少にありました。
中でもYalla Ludoの課金単価は0.6ドルしかなく、MAU激増の一方でARPPU減少というジレンマからどうこの半期で改善してきたかが注目されます。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事も是非参考にしてください。

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コロナによる巣ごもり需要は。

YALAの主要マーケットは「MENA」と呼ばれるエリアに含まれる国々です。
MENA各国も例外なくコロナ感染リスクにさらされていますが、アメリカ・ヨーロッパと比較するとはるかにいい状況です。
UNFPAの統計によると、MENA各国の総人口・出生率・年齢別構成などは以下のようになっています。

MENA全体の人口が5,4憶人で最も人口が多いのがエジプトの1,01憶人でトルコの8200万人、イランの8280万人と続きます。
コロナ感染状況は、11月6日段階でエジプトが201人、トルコが2436人、イランが8864人でイランが比較的高いですが、それでもアメリカやフランスなどに比べればはるかに低い水準なので、コロナによる巣ごもり需要が本当にMENAであるのかは定かではありません。
それ以上に注目したいのが年齢別人口構成で、イスラエルを除きMENA全国の65歳以上の人口比率が10%以下となっていて、YALAユーザーとして期待される若中年層が最も厚くなっています(日本は28%!!)。
また人口増加率も平均2,4%・出生率も2,7となっていて今後も経済成長と共に人口は増加傾向にあります。
前期のYALAのMAUが1,246万人でMENAの全人口が5,4憶人ですからわずか2,3%に過ぎず、今後のポテンシャルはやはり高いと感じます。

明日の決算と株価は。

情報が少なくこの3ヶ月のビジネスに関してはわかりませんが、期待が高すぎて決算後は株価下落、というシナリオもありえるので自己責任で判断頂きたいのですが、前回の記事でも触れたように広告費・開発費などあまりかけずにコストが低いため、営業利益率で50%近く、相当利益率が高いビジネスモデルを維持しています。
アプリの利便性・プライバシーの問題など依然としてありますが、私が見た限り、カスタマーサービスの対応は迅速で常に数日以内に返答をして、サービス改善に努める様子がうかがえます。
長期的に投資するのがありならば、株価も安いですし、検討するのはありかなと思います。
私はIPO時からホルダーですが、MENAというあまり馴染みのない国々のビジネスや経済について調べるきっかけにもなりますし、株価も順調なので気長にYALAの成長を待とうと思います。

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